deja vu

2003年4月28日
夢を見た ちびとともちゃんが2匹でアタシのコトをただじっと見ている夢だった
ちびが逝ってしまってからもう1ヶ月が過ぎた
早いような遅いような不思議な感じだ
ちびが生きていた時は 良くちびの夢をみた
それはいつも決まってちびが死んでしまう夢だった。ともちゃんが死んで それがあまりにも急でショックだったから それからは必要以上にちびのコトが心配になってそんな夢をみたんだろう
その度に実家に電話をした おかんはその度に笑っていた。ちびも電話の向こうでうるさいなーと言わんばかりな表情だったらしい
だから今日も電話をしそうになってハッとした
そっかもういないんだな…
4月になってから雨の日が妙に気になった
ちびが泣いてるんじゃないかと悲しくなった
そんなダメな飼い主を心配してちびとともちゃんは夢の中で逢いに来てくれたのかな
もう心配しなくていいよと
何も言わずただアタシのコトを見ていた2匹はきっとあっちの世界で今頃愉しく走り回っているかもしれないな

アタシは良く夢をみる リアルな夢からくだらない夢 予知夢も 前に何年も会っていない親戚のおばさんの夢をみた。親戚皆が集まって宴会の夢それから みんなで温泉に入ろうってコトになって坂道を歩いていく でもアタシだけはおいてけぼりで そのおばさんにアナタはなんにもしてくれないでと怒られて目が覚めた 目覚めが悪くて実家に電話をしたら その叔母さんは病気で入院していた その1年後に叔母さんは亡くなった
一周忌の時法事が終わった後親戚だけが残ってみんなで御飯を食べた。その場所の前にはあの夢と同じ坂道が続いていた。少し恐かった
あの時 叔母さんの誰かに何かを伝えたいキモチが何年も会ってないアタシに届いたのだろうか
それとも 何年後かに皆で御飯を食べるだろうその場所にホントは自分もいたかったのかな
そういう場所に縁がなかったから 躁鬱が激しくて敬遠されがちだったもの
子供の頃は叔母さんに対して嫌なイメージしかなかったけど その夢と死んでしまった時生きている時には一度も見た事がなかった安らかな顔を見て不思議なキモチになった。きっと生きている時にはアタシを含めて誰も叔母さんのホントの辛さを理解してあげられなかったんだなとただの躁鬱だからと病気だからと軽くあしらっていたのかもしれない 
もうそれを確かめるすべはないのだけど
死んでしまってから理解されても嬉しくなんかないよな 同じ時代に生まれて関わりあう人
理解するなんて傲慢だけど それでも解りあって伝えたいことは後悔しないように伝えたいと思う


そんなコトを思い出したのは ばななさんの”夢について”という本を読んでいたから
切なくて 優しくて 共感できる話しがいっぱいだった。女らしくて男っ前のばななさんステキだなぁ

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