小さな恋の唄

前のバイト先の飲み会
実家に帰ってしまった友達がこっちに戻ってくる時はこうやってみんなで飲むのだ　いつもの場所
いつものメンバー　会えるだけでとても嬉しい
仕事だったので遅くから参加だったのでおじさんチームはもうすでに眠そう　一番会いたかった友達もいつものように半分眠そう　でも愉しかったなぁ　あの頃はみんな同じ場所で働いていたのに
今ではみんな違う場所で働いている。でもこうやって今でもみんなで会えるコトは幸せなコトだよなぁみんなあの頃のままではないしいろんな意味で変わっていくけど　こんな時間が続いていくといいな。いつも行ってる美容室のおにいさんが
あたし達のコトを　バイト先で会わなかったら絶対に友達になれそうにもないよなと笑っていたけどホントにそうだよな　みんな個性的で変わっててみんなバラバラ　だからきっと何年経ってもこうして会えるのかもしれないな

飲み会の後　いつものカラオケに行く
そうここもいつもの場所　まぁほぼ同じ世代だけが残ったので　新しい唄はあんまり知らないのだ
でも　盛り上がったなぁ　　懐かしい曲がたくさん　その中でアタシは　小さな恋の唄を唄った
カラオケで知った曲だった。初めてカラオケで友達が唄っているのを聴いた時　なんだかじーんとしてしまったのを覚えているスナオでまっすぐな唄だと思った。そしてアタシは年をとってしまったコトを少しだけ後悔した　あぁ　10代の頃に聴きたかったなと　でも今だからこの曲を聴いて
じーんと感じられるのかな
去年年末のテレビで小田和正さんがライブでこの
曲をカバーしていた時に”まっすぐでイイ唄だよね”としみじみ言っていてアタシはテレビの前で泣きながら笑っていた
意外とこの唄がホントに響くのはモンパチと同じ世代ではなくてスナオさとまっすぐなキモチだけでは仕事も生活も出来なくてでも　そんなキモチを忘れたくなくて大事にしたい世代に響くのかもしれないな　だってまっすぐとスナオさが当たり前の時には　ただまっすぐにこの唄は届くはずだから　そんな風にアタシも感じたかったな

今の10代がこの唄聴いて感じるコトとあたし達の世代が10代の頃ブルーハーツ聴いて感じたコトって似ている気ががするんだよね　ヒロトの声も唄も剥き出しのスナオとまっすぐな空気が満ちていた　だからうさんくさくなくて　まっすぐココロに響いた
だから　オトナになって聴いてもあの頃と同じキモチで聴けるし　懐かしい空気が蘇るんだよな